Journey in Pages & Paths

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Reading Records #2

仕事の壁はくぐるのだ 川島蓉子

仕事というものに対して、自己実現だとか、好きなことが仕事、と、思ってきたからか、

あるいは、これまでは実際そんなふうになっていて、好きなこと=仕事=自分の人生

の方式が成り立ってしまっていたからか、ここ数年、どうしてもうまくいきられていないように

思えていた。

そうだよね、そうだよね、川島さんの一言ひとことが温かい。

何か大きいことをしようとするのではなく、

大きな壁を乗り越えようとするのではなく、

自分という木のコップに少しずつ、水を満たしていく

周りから見えないことを、ただ目の前のことを、黙々と、粛々と、淡々と、積み重ねる

成果ではなく、今、自分がおもしろがれるかということ。

惑っても、うじうじくよくよしても、うまくいかなくても、

自分がおもしろいと思えることなら、ゆっくり積み重ねていけばいい、そう思える。

勝ち負けでもないけど、負け続きは心に傷がついたままになる。

時々、戦っている気持ちになるのは自分自身に対してなんだけれど、

守るべきことって何なのか。志? 心地よさ?

すべてがポジティブでもなく、悔しさも、失敗も、たくさん経験している川島さんからのメッセージだからこそ

全部受け入れられている気持ちにもなれるし、素直に前向きにもなれる。

川島さんが亡くなった2025年。

もっともっとたくさん言葉をききたかった。想いをききたかった。

言葉がずっとわたしたちの中で熱くあってくれることに感謝。